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SWAN DIVE初のオンライン作品はスパイもの?

マーダーミステリーレーベルとしてオリジナルを制作しているSWAN DIVEが4作品目となる新作を9月1日にリリースした。初のオンライン作品となる今回のシナリオに関して少しご紹介していきたい。

Call of Diamond -Operation Pentagon Dawn-

本作品ではプレイヤーはCIAの特殊工作員に扮する。アフリカのダイヤ密輸組織の壊滅作戦に挑む7名の精鋭部隊だ。あなた達は9分間という電光石火の作戦に挑むことになったが、この作戦は一発の銃弾により失敗に終わる。アフリカの密林の中から脱出をしなければならなくなった7人。あなたたちはこの状況から無事に帰還することができるのか?

気分は「007シリーズ」や「ミッション・インポッシブル」などに代表されるスパイ・アクションものを味わえる設定だ。登場する人物はすべてコードネームを持ち、キャラクターには性別の設定がないので男女関係なくどのキャラクターも担当しやすい設計になっている。

マーダーミステリーなのでネタバレをしない範囲で本作品の特徴を紹介していく。

資料は事前配布&当日配布の2段階を採用

この作品ではハンドアウトとしては決して文章量は多くないが、ストーリーに関係してくる情報が多いため、事前配布を採用している(A4で7枚程度)。渡されるのはミッション直前までの情報や、各キャラクターの情報、行う作戦の行動表など。参加当日まで読むことで気持ちも盛り上がってくるのでワクワクすること間違いなしだ。

当然、当日も追加のハンドアウトがある。実際に行われるミッションそのものは当日その場で知ることになる。より現実(リアル)に即した情報提供になっている。

ゲームの肝になるスキルはテキストコマンドを入力

SWAN DIVEのオンライン作品のコンセプトの1つにある「議論中の没入感(雰囲気)をどうやって壊さないか」への一つの回答として、今回は調査やスキルの使用に関してはすべてDiscordにスキルをテキスト入力してゲームマスターに伝える方式を採用した。これによりプレイヤーは会話の中でゲームマスターを呼ぶことなく可能な限りシームレスな議論ができるようになっている。

また、情報を取得するためのカードを取る順番なども事前の決めはなく、先にコマンドでゲームマスターに伝えることで先着順を採用している部分も、よりリアルタイムの駆け引きを感じれるかもしれない。

謎システム・調べても所有権はうつらない?

実際にスパイがジャングルで互いの荷物を確認しても、所有権なんぞ移すわけがないという「リアル」を意識し、この作品では他のプレイヤーの持ち物を調査することができますが、所有権は移りません。それどころか、自分も調べることができます。え?と思う方もいるかと思いますが、これも本作品に置いては重要なポイントになります。

そもそも数字が色々おかしい

7名で脱出を目指すのに6名キャラクターだし、作戦名は五芒星(Pentagon)だし、色々数字がおかしいだろ!と思われると思います。

ココフォリアの盤面も公開されていますが(9/1現在)、いやいや六芒星やないか!とか。

設定やシステムなど、常になにか刺激的な仕掛けを用意したがるSWAN DIVEだけにオンラインでもプレイヤーをワクワクさせること間違いなしのCall of Diamond。本作品は貸切公演に加え、オープン公演も月に数回予定されているので、機会があれば楽しんでいただきたい。

SWAN DIVEへの公演お問い合わせは駒込ガレージの予約ページから確認を

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